Obsidianで引用メモを作成する場合、後から使い回ししやすい引用メモを作成する方法についてご紹介します。
もしかしたらどこかで見た方法かもしれませんし、すでに当たり前の使い方なのかもしれませんが、思いついた時に画期的だと思ったので共有します。
本文は引用文だけ
何かしらの引用をする場合、引用文だけでなく、引用元や出典などの情報も記載する必要があります。 しかし、Obsidianに引用メモを書く際は本文には引用文のみを書いてください。
メタ情報はFront Matterに書く
本文には引用文しか書かないのであれば、出典や引用元などのメタデータはどこに記載すればいいのか?
それはFront Matterに書いておきましょう。
Front Matterは、ノートの冒頭に書かれる、メタデータのことです。例えば、以下のようなFront Matterを記載することで、引用元や出典を記録することができます。
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author: 引用元の著者名
source: 引用元の書籍名
page: ページ番号
publication date: 引用元の出版年月日
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どう使い回しするか
このように、Front Matterに情報をまとめることで、どうして使い回ししやすくなるのか?
それはノートの埋め込みです。
引用メモを他のノートから埋め込み参照することで、本文には引用文しかありませんから、何度でも繰り返し参照することが可能です。 しいては引用文を使い回しやすくなり、記事作成の効率化につながります。
メリット
同じ引用文を複数の記事で使い回す場合、情報を毎回書き写すのは手間がかかりますが、埋め込み表示すれば書き写したり、コピペする必要はありません。
またバックリンクからどのノートから参照しているのか簡単に把握することが可能になります。
またDataviewを使用すれば引用メモのみの MOCz/content/✍KeyWord/MOC]]を作成することも可能です。
まとめ
このように引用文のみを本文に書き、他の情報をFront Matterに記載することで、引用文を使い回しやすくすることができます。 ぜひ、Obsidianを使って、使い回ししやすい引用メモを作成してみてください!